月1000円で LightroomとPhotoshopの最新版が使えるっていう、Adobeのクリエイティブクラウドのキャンペーンを申し込んだので Lightroom をインストールした。
現在は Aperture ユーザーなのだけど、併用してみるとそれぞれのソフトの違いがわかったので、Lightroom と Aperture の良い所・イマイチな所をまとめる。
Lightroom の良い所:レンズ歪み、水平垂直の補正が簡単
トーンカーブやらホワイトバランスの調整などの基本的なところは、LightroomもApertureも似たようなことはできるんだけど、Lightroomは、レンズの歪み補正、水平垂直の補正がとても強力。
△補正前の写真
△補正後の写真
レンズ歪みの補正、垂直方向の補正を行った後。
建物がぴしっと垂直になってよい感じがする。こういう補正がクリック2回でできちゃうのが便利。
Apertureにも似たような機能がシェアウェアのプラグインであったが、使い勝手が悪かった。
Lightroom の良い所:VSCO Filmのプラグインが豊富
お気に入りのプリセット集である VSCO Film は、Lightroom用は4種類あるのに対し、Aperture用は2種類しかない。
VSCO Film 使うなら Lightroom のほうが良い。
Aperture の良い所:大量の写真閲覧が快適
ApertureのビューアはMacBook Airでも快適に動作する。個別の表示も写真切り替えにもたつくことが殆どなくて爆速だ。
Lightroomは写真の切り替えにタイムラグがあって結構ストレスを感じる。
あと、インターフェースがApertureの方がゴテゴテしてなくて好きだ。
Aperture の良い所:フォトストリームの写真も一元管理できる
フォトストリームの写真を自動的に月ごとにまとめてくれるので、iPhoneの写真もデジカメの写真もまとめて管理できる。
フォトストリームの設定は iPhotoでも出来るんで、Apertureだけの機能ではないのだけど。
Lightroom の良い所:写真データを保存する場所を柔軟に指定できる。
Lightroomはデジカメから読み込んだ写真を、ピクチャフォルダに日付別に振り分けてくれる。
将来的に別のソフトウェアに乗り換えようと思った時も元データを移行しやすそうだなーと思った。
ApertureはApertureの独自ファイル内に写真データに保持するので、アクセスしづらい(できなくはないが)。
LightroomとApertureの良い所まとめ
- Lightroomの良い所
- レンズ補正・水平垂直の補正が便利
- VSCO Filmが豊富
- 写真データの取り込み方が自然
- Apertureの良い所
- 写真の閲覧が非力なマシンでも快適
- iPhoneのフォトストリームを利用してるなら一元管理できる
こんな感じかなあ。
Apertureの良い所は、iPhotoで代用できそうだけど・・・。
ついでに、自分にとって(今のところ)最適な写真管理方法を考える
- デジカメは複数台持ってる
- もっぱら RAW で撮ることが多い
- iPhoneユーザー
- 気に入った写真は現像して、ブログに載せたりする
という自分にとって、(今のところ)最適な写真管理方法は、
- デジカメで写真を撮る(RAW)
- Lightroomに取り込み、現像する
- Lightroomで現像ができたら、jpgで書きだし Apertureに取り込む。
- iPhoneの写真はApertureで勝手に取り込んで、写真の閲覧はApertureで行う。
ということで、
- RAWはLightroomで管理
- Aperture でフォトストリームの写真も含めて一元管理
というのが良さそうな気がする。
- Aperture は、Mac AppStoreで買える
- Lightroom は、Adobeのクリエイティブクラウドで契約するか、パッケージで購入できる
おわり。