ナミキファルコンの動画 第二弾が公開されていた

1年ほど前にこの動画を見てから、万年筆や文字を書くことにすっかり目覚めてしまい。

【万年筆】Namiki falcon (ナミキ ファルコン) を買った « pplog.org

というエントリーを書いたり、新しくペリカンのM800を買ったりと順調に沼に足を取られている。

先日、YouTube見てたら↑の動画をアップした人が第二弾を公開していることに気づき、1人で大興奮した。

Custom Namiki Falcon, Part 2

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第一弾よりもカメラワークも凝っていて、より長時間の動画になってた。

スクリーンショット 2013-11-02 15.10.41

Namiki Falcon 以外にも、ペン先がスタブ(ペンポイントが平たい)の万年筆も登場したり。ペリカンの万年筆のようだ。

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スタブだとこんな文字になる。カリグラフィーペンと同じような感じ。
ペンポイントの種類についてはパイロットのサイトの説明がわかりやすい。

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Noodler’s のインク、マーブルぽくて色がキレイだなー。

はー、こんな風にかけたら楽しいだろうなあ。コツコツ頑張ろう。

”垂直ペン”と”傾斜ペン”の違い

”垂直ペン”と”傾斜ペン”の違い

  • 垂直ペン
    • 書こうとする文字に対して、ペン先を垂直にして持つ
    • 筆致は太い縦線と細い横線が特徴
    • ペン先は、ペン軸に対して約70°せりあがって”傾斜”している
    • 蛍光マーカー(重要なところに線ひくアレ)みたいにペン先が斜めにカットされてるやつ
  • 傾斜ペン
    • 書こうとする文字に対して、ペン先を約30°傾けて持つ
    • 筆致は縦線と横線の差はさほど大きくない
    • ペン先は、ペン軸に対して”垂直”
    • 市販のカリグラフィーマーカーや、パラレルペンなどは傾斜ペン

傾斜なのに垂直で、垂直なのに傾斜・・・

[カリグラフィ]ペパボ10周年パーティのウェルカムボードを作った

ペパボ文化祭~みる・きく・あそぶ3日間~ » 株式会社paperboy&co. 10周年記念イベント

弊社ペパボはおかげさまで10周年を迎えまして、10周年記念イベントを開催中であります。

初日は関係者の皆様をお招きしてオープニングパーティをやったんですが、そこに飾るウェルカムボードを制作したのでブログにまとめよう。

制作過程1.

  • まずウェルカムボードに書く内容を考える
  • 書体を選び、レイアウトをする

書体は個人的に好きなゴシック体にすることにした。
道具はパラレルペンの 1.5mm / 2.4mm / 3.8mm の三本。(パラレルペンについてはこちら)

黒インクで書くと重々しい雰囲気になってしまうので、ターコイズブルーのきれいな発色のインクにした。

制作過程2.

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ガイドラインを引く道具は、フリクション(消せるボールペン)がよかった。
フリクションは温度に反応して消えるから、ドライヤーなどで温めれば消える。
書いた文字が滲む心配がないし、消しゴムみたいにこすらなくていいから紙が汚れない。

(といいつつ、乾いてない文字の上に別の紙を滑らせて、インクが伸びてしまい没となった)

制作過程3.

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ペパボの各サービスをゴシック体で書く。
ここはパラレルペンの1.5mm を使った。先に小文字を全部書いてから、大文字を書いていった。

制作過程4.

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ペパボは「ペパボブルー」というコーポレートカラーがあるので、それに似た用紙を探してきて下に敷いた。
マーメイドという用紙の「セルリアン」という色。

これを大衣(だいころ、と読むそうだ)サイズの額に入れてウェルカムボード完成〜。

お披露目.

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当日は、フラワーアレンジメントが趣味のスタッフに綺麗に飾りつけてもらいました。
それっぽい感じが大幅にアップして大変満足。

ゲストの方にも好評だったので良かった。

余談

「カリグラフィーでウェルカムボード作ってよー」と10周年運営メンバーから言われ、軽いノリで返事したんだけど、なかなか大変だった。

そもそもA3みたいな大きなサイズに書いたことなかったし、作品制作もはじめてで。

土日で制作したんだけど、土曜は結局失敗しまくって一文字も進まなかった。
日曜は朝の9時頃から書き始めて終わったのが18時過ぎ。普段凝らない肩がバキバキになった。

しかし追い込まれるといろいろ発見や学びがありますね

  • 一文字書くにしても一筆書きではないので、どの書き順で書くのかを何度も別に紙でシミュレーションした。
  • パラレルペンのインクが不透明ではないので、筆跡がきっちり出てしまうので、重ね塗りができず一発で書かないといけなかった。
  • インクが重なる部分はインクが乾く前にやらないと綺麗に仕上がらないので、時間との戦いでもあった。特にでかい大文字を書くときが大変。
  • インクと紙の相性があまり良くなくてインクが出過ぎて滲んだので、一文字書くたびにティッシュを細くしたもので余分なインクを吸いとらないといけなかった。

などなど。

失敗するたびに「きぃーー!コマンド + Zができたら!!」と何度も思ったけど、なんだかんだで無事完成したのでよかった。

[備忘録]カリグラフィ道具リスト(2013/02/11)

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ペン先

写真左から

  • ブラウゼ 755-10(10mm)
  • ミッチェル ラウンドハンド 2-1/2 (1.3mm)
  • (new) ミッチェル カッパープレート
    • 銀座K.ITOYAで購入したが、スピードボールのペン軸では使えなかった・・・
  • ハント・アーチストペン101(1C-101)
  • ミッチェル スクロール 40
  • (new) ミッチェル スクロール 10
    • 新宿の世界堂で購入。左が細くて、右が太いダブルラインが書ける
  • スピードボールC0(5mm)
  • スピードボールC2(3mm)
  • スピードボールC4(1.5mm)
  • スピードボールC6(0.5mm)

インク

  • ECOLINE スカイブルーシアン
  • ドクターマーチン カリグラフィー・ダイカラーインク ブラック

ペン

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写真上から

  • パラレルペン6.0mm
  • パラレルペン3.8mm
  • パラレルペン2.4mm
  • tachikawa カリグラフィーマーカー 3.5mm/2.0mm
  • ZIG カリグラフィーマーカー5.0mm/2.0mm
  • 呉竹 筆日和

その他

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  • 傾斜台(自作)

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  • (new) 下敷き用合成スエード
    • 傾斜台に敷いて使うとペンの滑りが良くなるらしい。伊東屋で1,417円で購入

カリグラフィー部 #001 を開催

先日、社内でカリグラフィー部を発足し、定時後に集まって部活動を開催したので、やったことをメモっておく。

calligraphy club
▲黙々と書く様子

パラレルペンを使って練習した

道具もってないし、初めてです、っていう人がほとんど。
最初はインクのことを考えなくてよいパラレルペンを貸して、とりあえず書いてもらった。
できるだけ敷居を下げて楽しんでもらうことを意識した。

という僕自信もカリグラフィー歴2ヶ月未満なんだが。

傾斜台を持参した

カッパープレートの練習をするために、自作した傾斜台を持参した。
がそれなりに嵩張るし重いので何かで代用できないかな。
あと、インクを使うので、汚れ防止のため、新聞紙は用意しといたほうが便利。

傾斜台の代替品として、「画板」がよさそうだなあ。
軽いし、画板の下に厚い本を敷いて角度をつければ十分そう。

うまい人の動画を観た

カリグラフィーの動画を皆で観た。
うまい人の動画を見ると、みんなのテンションがあがってよい。
観たあと、各自黙々と書きだすのが面白かった。

文字書く人たち from Japan Letter Arts Forum on Vimeo.

参加者と次回開催に向けて

参加者は4、5人。
気になって覗きに来る人は多数いたので、積極的に勧誘していきたいと思う。

勧誘のため「カリグラフィー気になるー」って人向けにNAVERまとめしてみた。
予算2千円弱で始められる、お手軽カリグラフィグッズ – NAVER まとめ

話題の創刊号390円を買うのもいいが、最初はパラレルペンをオススメしたい。

[DIY]カリグラフィー用の傾斜台を自作する

カリグラフィの本を読むと必ずといっていいほど「傾斜台を用意しましょう」と書いてある。
カリグラフィで使うペンはつけペンなので、ペン先が真下を向いているとインク量をコントロールしづらいから、だそうだ。
(パラレルペンを使っていると、そういうことは気にせずかけてお手軽だ)

傾斜台について調べてみるが、安くても6000円くらいするようだし、自作してる人が多いようなので自分もDIYすることにした。

こちらのサイトを参考に作った。
カリグラフィ用傾斜台を自作する – FM STUDIO Scribbles

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ベニヤは重いからファルカタ材がよい、と書いてあったので従った。たしかに軽い。

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サイズはこんな感じ。参考にしたサイトよりもちょっと短い。
200 x 450 は

  • 50 x 450
  • 150 x 450

に切断して2つにした。
ホームセンターで購入したんだけど、お店で切ってもらえばよかったと軽く後悔した。

板、棒はすべて同じ厚みにする必要がある。板は13mm、棒は10mmと購入してしまったため、若干めんどくさいことになった。

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釘と(4本しか使わなかった)、

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丁番。
板の厚みよりも大きな丁番を買わないように注意。

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出来上がり。角度は35度くらい。
ホームセンターで仕上がりサイズに最初から切ってもらえば、1時間くらいで作れると思う。

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畳むと厚みは板3枚分の厚み(39mm)になる。
収納も楽そう。

実際、試し書きしてみたけど、確かにインク量のコントロールがしやすい。
お手軽なのでついついパラレルペンを使ってしまうが、この傾斜台があればつけペンの使用頻度があがるに違いない。

[備忘録]カリグラフィのペン先リスト(2013/01/13)

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下段左から

  • ブラウゼ 755-10(10mm)
    • 幅広いやつ。まだ、使い方がわかってない。
  • ミッチェル スクロール 40
    • ペン先が分かれていてダブルラインがかける
  • スピードボールC0(5mm)
  • スピードボールC2(3mm)
  • スピードボールC4(1.5mm)
  • スピードボールC6(0.5mm)
  • ミッチェル ラウンドハンド 2-1/2 (1.3mm)
  • ハント・アーチストペン101(1C-101)
    • カッパープレート用

上段はタチカワのペン先。Gペン以外特に使ってないので割愛。

メモ・購入候補

ミッチェルのラウンドハンド

0 (4.0mm)、1 (3.0mm)、1-1/2 (2.3mm)、2 (2.0mm)、2-1/2 (1.3mm)、3 (1.1mm)、3-1/2 (1.0mm)、4 (0.8mm)、5 (0.6mm)、6 (0.4mm)

ミッチェルのスクロール

タイプ10、20、30、40、50、60。
タイプ10:ダブルラインの右側が太い。
タイプ60:ダブルラインの左側が太い。

無印のダブルペンケースがカリグラフィのペン入れに最適

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無印で見つけたポリプロピレン製のダブルペンケース。280円

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フタが2つ付いてるんだけど、カリグラフィ用のペン先とペン軸の収納に最適だった。

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こんなかんじで小さい方にペン先、大きい方にペン軸とインクなどを収納できる。
これはよい買い物だった。

ペン先をどう収納しようか迷っている、全国5000万人のカリグラフィユーザーの方にお勧めです。

ブックスタンドを使ったら読書におけるストレスが激減した

分厚い技術書をブックスタンドに固定して開発してるエンジニアを社内で見かけて、ちょっと気になってたんですけど、ヨドバシに売ってあったので購入してみた。

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こんなやつ。
使ってみたら、もんのすごーーーーーーく便利だった。
1,000円でこんなにありがたみを感じる商品はそうそう無いので紹介します。

メモを取りながら読書するときに便利

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両手がフリーになるので、メモが取りやすい。
メモを取ろうとしたら本が閉じちゃって、「あ”””ーー!」ってならないので、ストレスフリー。

分厚い本を読むときに便利

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机に本を置いて読んでると、下むいた状態が続くので疲れてしまうんだけど、スタンドに立てることで好きな角度で読めるから楽。

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この本は600ページくらいだけど、まだまだ余裕で固定できる。

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スタンドの角度が自由に変えれるので、楽な姿勢で分厚い本が読めるので便利。
頬杖ついて本が読めるし、机にベタ置きするよりも省スペースだと思う。

お風呂で読書するときに便利

お風呂に本を持ち込んで長風呂するとき、スタンドがあるととても便利だった。

カリグラフィの練習のときに便利

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メモを取りながらと似てるけど、カリグラフィのお手本をスタンドにのせて、それを逐一見ながら練習するので、ほんと便利。

ということで、両手がフリーになると読書スタイルが変わったのでオススメ。