fusion360を使って子供部屋を改装する

下の息子が中学生になったので、子供部屋を中学生仕様にすることにした。
とはいえ狭い部屋なのでスペースを有効活用しなければならないので、イラレのような2Dで図面を引くよりも3Dでモデリングしたほうがイメージできるんじゃないかと思ってFusion360で作ってみることにした。

まず床と壁をつくる

ロフトベッドを置いてみる

ロフトベッドの下には吊り収納を置いたり

机を置いてみて設置可能か確認する。
こういうのは3Dだと立体的に確認できていい。

壁側には収納をいくつか。

有孔ボードを取り付けたいなと考えて設置してみる。

fusion360にはスマホアプリもある

作った3Dデータをアプリで確認できる。
もちろんグリグリ動かせる。

寸法を確認できる機能があって、これが意外と便利。
(家具を買いに行ったりしたときに、「何センチだったっけ?」というときがあるので)

ということで寸法を間違えることなく無事設置できたのだった。
来週末は、有孔ボードを壁に取り付けたり、色を塗ったりする予定。

Fusion360操作ガイド[アドバンス編]やってみた記録 vol.2

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前回の続き。

3章 スマホスタンド、水差しを作る

パラメトリックなモデリングをせっせと練習。
ロフトを使った形状作成など。

4章 プロペラを作る

4章課題 ホイールを作る

パッチモードで厚みがない面を作ることができるそうだ。
複雑な形状を作るときはパッチで作り込んでいくのかな。

いつもながらレンダリングが綺麗だ。

グレイズの武器をモデリングした

▲左がプラモ、右がモデリングしたもの。

Fusion360アドバンス編を中座して、グレイズの武器をモデリングしてみることにした。
去年HGグレイズを作ったことがあって、武器を眺めていたら「なんか作れそう」って思ったのでモデリングしてみることにした。

ちなみに以前作ったHGグレイズ。

ヒストリーが残ってるから動画にしてみた。

レンダリングして終わり。
細かい所作り込み始めたら完成しないのは、プラモと全く一緒ですね。

dmm.makeで3Dプリントをしてハチミツスタンドを作った

Fusion360の勉強をしているのだけど、ゴールは3Dプリントでアウトプットしようと決めているので、まずは手頃な形で3Dプリントしてみようとハチミツを逆さまに立てておけるスタンドを作ってみた。

経緯

家族が朝食の食パンにハチミツをかけて食べていたんだけど、ハチミツの残りが少なくなってくるとハチミツが出てくるまでしばらく待ってるのを見て、「常に逆さまで保管できたら便利なんじゃないの?」と思ったのがきっかけ。

というのが建前でとにかく何か3Dプリントしたかった、というのが本音。

これがハチミツスタンドです

これがスタンド

スタンドにハチミツを収納した様子

ハチミツスタンド開発秘話 モデリング編

ひとまずハチミツの写真を取ってFusion360に取り込んでみる

回転体でモデリングする。

サイズを下絵と合わせながら作成

モデリングが完了したら、STL形式で書き出す

ハチミツスタンド開発秘話 3Dプリント編

dmm.makeにSTLをアップロードするとそのまま注文へ進めるので、先程のSTLをupload。

あれ、3,951円からとな…思ってたより高いのねと尻込みしてしまった。
アップロードしたSTLの内容を見てみる。

▼アップロードデータ内容
サイズ
X:70.2594mm x Y: 70.248mm x Z: 58.2854mm
体積
46072.8mm3

体積を減らせば価格下がるかもしれない。
もっかいモデリングしてみよう。

ハチミツスタンド開発秘話 モデリング編 その2

だいぶすっきりさせた。

中身もシェルで2mm厚にして体積を減らす。

ハチミツスタンド開発秘話 3Dプリント編 その2

▼アップロードデータ内容
サイズ
X:60.9722mm x Y: 60.9747mm x Z: 44.1325mm
体積
18556mm3

46072.8mm3 -> 18556mm3 となりおよそ6割くらい体積を減らせたぞ。

2,299円になった!
ハチミツスタンドにこの値段ってまあ割高感はあるけども、注文!!

そして最初の写真に戻る。

おかげでハチミツの残量を気にせず、すぐに使えるようになったと思う。

おや…

これは…

便利…

おわり

DIY FACTORYで木材塗装の基本を学んだ


▲左がミルクペイント、右がステインで塗装した木材

木材塗装の基本(水性塗料・ワックス・ステイン) | DIY FACTORY

DIYや木材加工に興味があり上記を受講してきた。
はじめてだったので1,000円で受講できた。

素材

  • 1×4っていう規格の木材を素材にしてワークショップを進めていく
  • この木材の特徴は何と言っても安い
  • 1×4とか2×4とかって聞いたことあるけどなんのことかよくわからなかったんだけど、サイズの規格なのね

下地研磨

  • ヤスリがけからスタート
    • #150からはじめて#320で仕上げればだいたいOK
    • 木目に沿って研磨すること
    • 木目に反してヤスリがけすると色を載せたときに粗さが目立ってしまう
    • 当て木をしてヤスリがけすると良い
    • 大型の家具などはサンダーを使うのがおすすめ

塗装道具

  • ハケ
    • 今回使ったのは日本製のハケ
    • ペン持ちスタイル
  • ウェス
    • TシャツでOK
  • ローラー
    • 今回は使わなかった
  • マスカー

塗装のポイント

  • 塗装の順番は吸い込みの強い木口から塗り、表面を最後に塗る
  • ハケに塗料をつけすぎない

塗料の違い

  • アクリル顔料
    • 例:ターナーのミルクペイント
    • ミルクペイントは発色がとてもキレイ
    • 木目が目立ちにくい仕上がりになる
    • クラッキングやビンテージ加工などおもしろ塗料もある
  • ステイン
    • 例:ブライワックスやオスモ
    • 木目をいかした仕上がりになる
    • 2×4の木材もステインで塗れば高級家具につかわれる木材に似せれる
    • ステインはさらさらした塗料で、塗ったあとにウェスで拭き取る
  • ワックス
    • ワックス単体では色はそう乗らない
    • 汚れ防止
    • ステインを塗った後に、ワックスをかけると光沢が出て仕上がりが美しくなる
  • ウレタンニス
    • 最強保護材
    • 一度保護すると上から塗装できなくなる

所感

自分で色を塗っただけでこうも小さな木材に愛着が湧くとは…

  • 使ってる道具はヤスリだったり、プライマーだったり、プラモ道具と変わらないのね(大きさは違う)。
  • ミルクペイントの発色の良さに感動。
  • 2×4材をつかったDIYが流行ってる(ムック本もよく見かける)のも納得だなー。
  • 次は木材加工の基本を学びたい。

Fusion360操作ガイド[アドバンス編]やってみた記録 vol.1

前回、Fusion360操作ガイド[ベーシック編]をやってみた記録で、ベーシック編の内容は完了したので、引き続きアドバンス編をやっていく。

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こちらがアドバンス編。

1章 ロボット編

1章では基準となる平面をボディを基準として作る方法などを学んだ。
ロボットの顔がとても悲しげである。

2章 取っ手の取れるスコップ

スコップ本体を長方形のスケッチから作る。

ネジ穴の設定を学ぶ。
ネジ穴って規格があるんですね(そりゃそうか)。

取ってがとーれるー、スコーップ(T-FALのリズムで)って言いながら作りました。

スコップに溝を彫っていきます。スケッチツールの寸法を設定するの結構好き。

パイプコマンドって断面が○だけじゃなくて、■や▼もあるのだなという発見。これはメカのスジボリに使えそう!

ミラーすれば反対側は一瞬で出来上がり。便利だなあ。

材質の設定をしたら完成。

レンダリングして終了。
だいぶツールには慣れてきた感じがする。

第2章 課題:歯ブラシスタンド

課題の歯ブラシスタンドもスムーズに完成。
スプラインのフリーハンドはまだまだ慣れない。

つづく。

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Fusion360操作ガイド[ベーシック編]をやってみた記録

すっかりFusion360にハマったので、適当にググりながら学ぶより時間短縮になるだろうと以下の参考書を買って勉強中。

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勉強の様子を時系列で記録しておく。

まずはクッキー型のモデリングから。
線分コマンドの使い分けを学ぶ。円弧コマンドが便利だった。
アドビ製品のベジエ曲線は一筆書きでやる感じがあったけど、Fusion360は直線、曲線、円弧、とコマンドを切り替えながら一つのスケッチを作る感じだな、と理解した。

これは各種拘束の勉強。
いざというときにどの拘束を指定すれいいのかぱっと浮かばないが、数値や制約条件を追加しながら作っていくのは感覚だけに頼らなくてよいので、前進している安心感がある。

スケッチで回転軸や拘束の基準となる中心線を実線ではなく破線にしたいなあと思い、ググったら見つかる。
そしたら @Fusion360Japan さんがショートカットキーを教えてくれた。優しい。

このあたりまで進むと、スケッチツールもだいぶ手に馴染んできた。

回転をつかったコップのモデリング。
レンダリングがキレイだし短時間できれいな結果を見れるから、ついつい遊んでしまう。
コップの装飾は[スプリング]をコップの周りに作って、[切り取り]したもの。こんなやり方、自分の頭じゃ思い浮かばなそうだ。

断面図が見れるのも面白い。
Fusion360、総じて実行結果までの手数が少なくて良いなーと思う。

コップの次は皿を作る。
先程作った別ファイルのコップをコピペする方法が分からずググる。
[基準フィーチャを作成]というのでコピペできたんだけど、 @Fusion360_BASE さん(この本を書かれた方)からリンク状態で挿入ができると教えてもらったので試してみる。Fusion360コミュニティの人たち、優しい。

断面図を作り回転してワイングラスをつくり、液体を設定してみる。
レンダリングがとてもキレイ。CGなのか写真なのか分かんないね、って同僚に言われる。私もそう思う。

ちなみにレンダリングの時間がかかるなー、とつぶやいたら @fusion360Japan さんが

と教えてくれた。親切でありがたい…🙏

課題問題を進めていく。
この本の素晴らしいポイントは、課題の答えを解説する専用のウェブサイトに用意されているところ。
結構詳細な手順が載っていて丁寧。しかも解答動画まである。初心者にはありがたい。

8章ではじめてスカルプトモデリングが登場。
左右対称の拘束をつけてモデリングは、以前受講したセミナーで学んでたので割とスムーズに進められた。
しかし、自分が作りたい形通りに作れるようになるにはまだまだ道は長い。

8章課題の箸置き。お手本に近づけよう試行錯誤。
どの面を選択してどのツールで動かせばいいのかまだまだ慣れないが何とか似た形になったと思う。

9章はスマホスタンド。
勾配やパターンなど新しい機能に出会う。

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USB type-cし かない MacBookPro なのでレシーバー不要な Bluetoothマウスを買った。

課題にあった本立て。
本もモデリングしてみたり。

最終章はドアストッパー。背中のジクザグをパスにそって配置。

最後の課題はハムスターハウス。

無事一冊終わったー。

非常にわかりやすくて入門の一冊としてオススメです。

ちなみに最終目標は

なので引き続きがんばる。
つぎはアドバンス編を買うぞ。

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Fusion 360 無料体験コースに参加したのでおさらい

3Dモデリング熱が高まっているので、Fusion 360の無料体験コースに参加してきた。

Fusion 360 無料体験コース | 3DCG・CADトレーニング | 株式会社Too

コースの内容

  • Fusion360製品概要
  • Fusion360の一般的な操作体系(基本機能の体験)
  • フリーフォームモデリングとパラメトリックモデリング
  • モデリングフューチャ(履歴)を使った形状変更
  • レンダリング&プレゼンテーション
  • 質疑応答

という内容で、Fusion360の全体像を知ることができるコースだった。

Fusion360製品概要

Fusion360って基本クラウドベースで、ファイルの保存もクラウドが基本で、ローカルには書き出ししかできない。
レンダリングもクラウドレンダリングって機能があって、レンダリングスピードや品質をあげると課金が発生するという仕組み。
基本クラウドなのでファイルの共有もソフト上で行えて、こういうソフトウェアってローカルでガリガリやるものかと思ってたので、結構驚いた。

Fusion360の一般的な操作体系(基本機能の体験)

画面についての説明。

  • ワークスペースの左側にある[ブラウザ]で作成したスケッチやボディが全て表示されるのでここからアクセスできる
  • 左下にある再生、巻き戻しボタンあたりがフィーチャーモデリングという機能
    • あとでサイズ変更したい形を変えたいと思ったときに、履歴から変更するとその後の変更工程も勝手に適応してくれる(つまり再度一からつくり直さなくてもよい)
  • 中央下部のツールパネルで表示スタイルの変更やグリッドの表示・吸着などの設定ができる
  • XYZ軸の説明
    • 赤線がX、青線がZ、緑がY。Fusion360はYアップが初期設定
    • 他のソフトだとZアップが多いらしい

フリーフォームモデリングとパラメトリックモデリング

自由曲面でモデリングしていくフリーフォームモデリングと、数値で管理しながらモデリングするパラメトリックモデリングという2つのやり方がある。
今回はフリーフォームモデリングで時計のケースを作るというのがお題で与えられた。

時計のディスプレイと基板のデータは用意されていてここからケースをフリーフォームモデリングで作っていった。

温度計を覆うように円柱を作成。

面の数を適当に減らす。

前後左右が対称となるように拘束。

面を適当に選択して、フォームを編集

前後左右が対称となるように拘束しているので、自由に変形しても常に対称。

形が決まったら上部の線を選択して、[修正]から[穴の塗りつぶし]を選択。

そうすると蓋がされる。底面も同様に蓋をする。次はケースを上下で分割する。

スケッチツールで分割線を書く

[修正]から[ボディを分割]を選択して分割を実行。

分割できたかどうか、ボディを非表示にしてみる。良さそう。

次に分割したボディの内側に厚みをつける。
面を選択して、[シェル]を実行。

厚みは1mmとしてみた。上も同様にシェルを実行し厚みをつける。

当然だが、文字盤が見えなくなったので天面に穴を開けることにする。

文字盤のサイズのスケッチを選択して、操作は切り取り、切り取るオブジェクトに天面を選択。
文字盤が見えるまでの距離を設定する。
(コースでは投影というコマンドを使ったのだけど、メモも記憶も曖昧)

コースでは基板に脚をつけて固定軸を設けたのだけど割愛。

レンダリング

ケースに材質の設定をしてレンダリングをしてみる。

レンダリングの[外観]から適当に材質を選択。ここでは天面を赤いプラスチック、底面を白いプラスチックを適用した。

[このデザイン内]にある適用した赤いプラスチックをダブルクリックすると、色味を変更できる。
[シーンの設定]から[環境ライブラリ]で、[ソフトライト]に変更してみる。

キャンバス内レンダリングを実行するとレンダリングが始まる。
右下に品質のスライダーがあるので、納得いく画質までレンダリング。
最初は荒いのが徐々にきれいになっていく。

だいぶキレイになった。

キャンバス内のレンダリングだけでなく、クラウドレンダリングもできる。
長編1000px以下、画質が標準であれば無料でレンダリングできる。

まとめ

3Dツールって専門的な用語が多くて概念を理解するのが大変だけど、こうやって講師に教えてもらいながら体験できると挫折せずに続けられそう。
ありがたい体験コースだった。

文中に書いたけど、投影コマンドの使い方がよくわかってないのだな、ということがわかった。

しばらくは身の回りのものをコツコツモデリングしていってみようと思う。
ということで、体験コースのメモを振り返りながらエントリー、これにて終了。