ここ2ヶ月弱で急激にプラモ製作にのめり込んだ話

時系列でまとめ。

GWに、”せっかくの長期休みなんだから”という理由で、ニューガンダムをver.ka を購入。初のマスターグレード。パーツ数多い。

素組み(塗装したりせず説明書どおりに組むこと)して、付属のデカール貼るのみ。

▼素組みしたところ
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▼デカール貼ると情報量が増えて良い。
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マスタグレードは完成度高くて普通に作るだけでかっこいい。
しかし、デカールは貼っていくそばからポロポロ剥がれるわ、スミ入れはよく分からないわ、もうしばらくガンプラはいいやってなった。

スミ入れにも挑戦してみるけど、イマイチわからず諦めた。
後から知ったけど、そもそも白い機体にスミ入れするなら、黒よりグレーが良かったみたい。

デカール剥がれの対策は、以下のようなやり方があるらしい。

  • 貼る面を中性洗剤を含んだティッシュ等で拭いて油や汚れを落とす
  • マークセッターを使う

プラモはもういいや、、ってなったはずなのに、ガンダムユニコーンがまとめて放送されたりして、ガンダム熱が再び上昇。

ユニコーン1話目のクシャトリヤVSスタークジェガン を観てると、またプラモが作りたくなってしまった。
今度は、派手な機体じゃなくてジムみたいな量産型を作ってみようかなーと物色。

前回つくったのがマスターグレードだったから、同じサイズがいいなぁ、思い探してみるとMGジェスタの評判が良かったので買う。

拭き取りタイプの墨入れ筆ペンを使い、細かい溝にスミ入れしてティッシュで拭き取る。スミ入れするだけでグッとよくなる。

素組みしてデカールを貼り、つや消しの水性トップコートを吹くとおもちゃっぽさが消えてなかなかの出来。

マスターグレードはパーツ数が多いけど、境目があまり表にでないように作られているの素組みでもかっこ良く仕上がるので、初心者こそマスターグレードに挑戦するのがよいのではないか。

昔は機体の手の部分は、開いてる手、閉じてる手、というように別々に用意されていただけど、5本指全部稼働(第二関節まできっちり動く)する今のプラモはすごい。

ジェスタのときはゲート処理のやり方を色々調べて、薄刃ニッパーとデザインナイフでゲートがなるべく白くならないように頑張った。
それでも白くなったときは墨入れペンとかリアルタッチマーカーでぼかす、というやり方を学んだ。

次は何つくろうかと物色していたら、同僚からゲームの初回特典でついてきたペイルライダーってMSを貰った。

この時は、筆塗りに挑戦。
模型屋さんに行って白と黄色と言った水性ホビーカラーを買う。
筆塗りのやり方もいまいちわからないまま、紺色のパーツ色を白くしようとして、下地が透けたりしてしまった。

その後、別の同僚が誕生日だったので、BB戦士のネオジオングをプレゼントしたら、自分の分もほしくなり購入。
まずはネオジオングに入ってるシナンジュを作り始める。
“袖付き”の特徴の、黒金の模様を筆塗りすることにチャレンジ。
シールは使わないと心に決めるが非常に難しい。

調べてみると塗料の性質を利用したテクニックを知る。
アクリル塗料(Mr.カラー)の金を先に塗り、次にエナメル塗料の黒を塗る、というやり方で、黒がはみ出してもエナメル塗料の溶剤で拭き取れば、下地の金を溶かさずリカバリできる。
クレオスからシナンジュとネオ・ジオング用の赤い塗料が発売されるとのニュースがあり予約。塗料が届くまで製作を保留中。

並行して子供と作った妖怪ウォッチのロボニャンを筆塗りしてみることに。
一度貼ったシールを剥がし、部分塗装。

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新たに買ってきた塗料が水性ホビーカラーのうすめ液を使っても全然溶けない。
よく見ると。水性ホビーカラーではなく、Mrカラー(ラッカー系)を購入してしまっていた。

急いで模型屋さんへ行き、Mr,カラー用のうすめ液を購入し、事なきを得る。
Mr.カラーの方が圧倒的に乾きが早いのでサクサクすすめることができる。
今度からMr.カラーのシリーズを購入することにした。

今度はパーツを組み合わせた面の隙間が気になりはじめる。
調べてみるとプラセメント(接着剤)をたっぷりつけてプラ同士を溶かしてくっつけるのが、定番のやり方らしい。
継ぎ目を消すために、挟み込むパーツを後からはめ込めるように加工したほうが都合がよい場合がある、と言うことを知り、精密ノコギリでパーツを切断することになる(後ハメ加工)。

▼シナンジュの頭の継ぎ目を消した
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継ぎ目を消すにははみ出した接着剤をヤスリで削る必要がある。
ヤスリには番手があり、目が荒いものから順番にかけていかないとならない。
400番、600番、1000番のヤスリを用意。

ヤスリには空研ぎと水研ぎとあり、水研ぎのほうが目詰まりが防げるということを知る(が、削れ具合がわかりにくい)。
平らだと思っていたプラスチックにも実は凹凸(ヒケと言う)があり、部分的にかければいいやと思っていたヤスリがけは全身に及ぶことになる。

ヤスリをかけると表面は傷つき白っぽくなる。
となると全部塗装しないといけないのか、となる。
いや、それは避けたい。
なんとかこの傷を塗装せずに綺麗な状態に出来ないかを考える。

コンパウンドで磨くとが良いと聞き、模型屋さんへ行って店員さんに聞いてみると、1000番以上のヤスリをかけていくのが良いと言われ、1200番、1600番、2000番のヤスリを購入。

確かに細かいヤスリだと傷ついたところが徐々にもとの色に戻っていく。
削るも磨くも紙一重なのだなぁ。

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ヤスリを消しゴムに巻きつけてピンで止めておくと便利。
数字は番手。

ロボニャンの噴射のエフェクトパーツが説明書の完成図と全く違ってギギギ、となる。
グラデーションがかかっていて、これは筆塗りでは無理だと思いエアブラシ入門セットのプロスプレー2を勢いで購入。

ただ白を吹き付けただけななのにグラデーションぽい塗装が出来て感動する。

プロスプレーはエア缶をつかってやるのだけど、すぐにエアが空になってしまう。残量を気にしながらやっててもストレスがたまる。
こうなったら本格的なエアブラシを買うほうがいいのでは、、と思い調査開始。

調べてみると空気を圧縮するコンプレッサーという機械とエアブラシ本体(ハンドピースと言うらしい)が必要だった。
初めてなのでセットになってるやつがよかろうということで、各方面でお勧めされていたクレオスのL5プラチナセットを買うことにした。

ちょっと高かったけど、コンプレッサーは連続稼働時間に制限がないし(入門機だと連続稼働30分くらい)、空気中の水分が塗料と一緒にでないような水抜きがついていたり、圧力計も付いている。
ハンドピースも手元で圧力を変えたりできるタイプで、とりあえず全部入りなセットなので足りないものがなくて良かった。

さらに塗料を吹き付ける際に塗料が霧になって周囲に舞ってしまうので、換気扇と塗料をキャッチするフィルタがついた塗装ブースなるものが必要だと知り、タミヤの塗装ブースを購入。

取っ手がついてるので持ち運びに便利。

とまあ、2ヶ月弱でエアブラシに手を出してしまったのだけど、振り返るとヤスリがけと継ぎ目消しに手を出してしまうと、なし崩し的にエアブラシまで行かざるを得ない状態になるようだ。

今作っているのはケロロロボで、ちょうど今日完成した。

サーフェイサーを吹いたり

マスキングもやってみた。

部分的に筆塗装もやって、全パーツ塗装した。

エナメルの黒を溶剤で希釈してスミ入れもうまくいった。

仮組みと完成のbefore/after

毎回新たな失敗をしつつも、エアブラシ買ってプラモがますますおもしろくなった、という流れです。

「その後どういう感じで模型沼にはまったんだこいつは」
と興味もっていただけた方は、このブログのプラモデルカテゴリーをご覧いただけるといいかなと思います。

その後、散財していった記録はこちらからどうぞ

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