「minneハンドメイドアワード2018」の舞台裏

この記事はペパボのマネージャー陣が日替わりで書く Pepabo Managers Advent Calendar 2018 の16日目の記事です。

自己紹介

初めての方向けに簡単に自己紹介をすると、ハンドメイドマーケット「minne」でマネージャーをやっている山本です。

minne ではプロダクト全体の方針決めだったり、組織づくりにチャレンジしたりしています。

行動指針は「すぐやる課」です。
最近のマイブームは「仏像」です。

minne ハンドメイドアワード2018の舞台裏

さて、アドベントカレンダーに何を書こうか悩んだんですが、先日12月6日に授賞式が行われたばかりの「minne ハンドメイドアワード2018」の舞台裏について書くことにしました。

minne ハンドメイドアワード とは?

「minne ハンドメイドアワード」は、作家さんの発掘・支援を目的とした年に1度のコンテストで、2015年から毎年開催しています。

ハンドメイドアワード特設サイト

minneハンドメイドアワード2018 | ハンドメイドマーケット minne

なぜ舞台裏を?

ハンドメイドアワードの授賞式で、私山本は昨年に続きプレゼンター役を仰せつかりました。

プレゼンター用のロゼット

合計6名の作家さんのお名前を読み上げるという大変貴重な経験をしたわけですが、スポットライトを浴びる作家さんをステージ上から拝見し、お迎えするというのはなかなか体験できないものです。

ステージ上で作家さんから溢れ出るものづくりへ想いをひしひしを感じながらも、少しだけ別のことも考えていました。

(ああ、この日を迎えるために多くのメンバーが準備してきたのだなあ)

授賞式会場の各所にいるメンバーの姿を見ながらそう思ったのでした。

スポットライトを浴びる作家さんの姿を表舞台とするなら、それを作り上げてきたメンバーたちの舞台裏があるはず。

そんなことを感じたので、私から見た「minne ハンドメイドアワード2018の舞台裏」を少しだけお話していきます。

ちなみに、授賞式の様子や受賞作品について興味を持っていただいた方はこちらの記事もぜひどうぞ。

「minneハンドメイドアワード2018」グランプリが決定しました。 | minneとものづくりと

ちなみにちなみに、ちょっと良いこと言うたった感があったので太字にしてみたのはお気づきでしょうか。

そもそもいつ頃から準備をはじめるのか?

ハンドメイドアワードはminneにおいても一大イベントですから、やることも膨大です。巨大プロジェクトです。プロジェクトXの取材が入ってもいいくらいです。

タスクの抜け漏れがないように、GitHubのissueを使ってタスクを管理していきます。

メインissueが作成された日付は5月11日。時期からしてゴールデンウィークで英気を養ったメンバーが作成したのでしょう。どこかしらissueにも勢いが感じられます。

issue作成の前から徐々に動き始めているので、少なくとも7ヶ月以上前からこのプロジェクトがスタートしていたことが分かります。

minneでは、メインissueにタスクごとのissueを作ってぶら下げるやり方が普及していて、ハンドメイドアワードのissueもそれに倣って進められています。

詳細な内容はお見せできませんが、そのメインissueというのがこれです。

長いです。とても長い。

よく見たら「58 hidden items」と書いてあって、もっと長かった。

この規模の案件となると、当然たくさんのタスクが付随して生まれるわけですが、その中には特に記憶に残るものがあります。

1. 名称・ロゴの話

実は昨年までこのイベントは「ハンドメイド大賞」という名前でした。
このイベントが持つ意味を改めて問い直し、「ハンドメイドアワード」という名前に変更。それにあわせてロゴも新たなものに刷新。

これまでのロゴと新しいロゴ

新ロゴを担当したデザイナーのまいどんは、100案を超える新ロゴ案を短期間に出していました。まずもってアウトプット量が圧倒的。

そこからブラッシュアップを何度も重ね、妥協なく突き詰めていくそのプロセスは見ていて感動を覚えたものです。

先日、渋谷一帯行われた「Design Scramble 2018 – 渋谷デザインフェスティバル –」の企画として「ペパボのデザインプロセス」という展示をやったのですが、そこで本ロゴのデザインプロセスが公開されました。

ちなみに、Design Scramble はこんな感じのイベントでした(人様のツイートで雰囲気をお伝え)。

ここでしか見れないのはもったいない大変見応えのある内容だったので、どこかで公開できると良いなあ。

グレートワークです、まいどん。

2. オープニング映像の話

授賞式のオープニングでは、minne の生みの親である阿部が語る姿や、審査会の様子が映像として流されました。こちらがその映像です。

1分ほどの映像です、ぜひみてください。

私が完成した映像を通しで見たのは授賞式の当日。直前のリハーサルで舞台袖でそわそわしている時にスクリーンに映し出されたそれでした。

音楽と声が組み合わさり素晴らしい仕上がりとなった映像と、ギリギリまで調整を続けていたデザイナーの姿が重なって、ちょっと泣いちゃったんですけどそれは内緒にしておきます。

映像編集を担当したのは、minne のデザイナーのソヨンちゃん。

新しくなった「minneとものづくりと」のデザインもソヨンworksの一つです。 デザインできるし、映像編集できるし、なんなら最近iOSアプリ開発も勉強中という多彩なデザイナーなのです(すごい)。

グレートワークです、ソヨンちゃん。

3. あべくんの話

あべくんって誰よって話ですか?
minne の生みの親の阿部のことでして、付き合いも長く日頃からあべくんと呼んでいるので、ここでは「あべくん」とします。

授賞式にかける想い

あべくんの今年のハンドメイドアワードにかける想いは、並々ならぬものがありました。ちょっと鬼気迫るものを感じていました。

それはなぜか?
それは去年の授賞式前日に遡ることになります。

ここから2017年12月頃の話です。

なんと去年のあべくんは、授賞式直前に胃腸炎になってしまいダウンしてしまったのです。

授賞式の前日まで「明日はいけます!いかせてください!監督!!(意訳です)」と言っておりましたが、なにせ胃腸炎です。

いろいろと大変な状態だったでしょうし、もしも授賞式会場で大変な事態が起きてしまったら(ご想像におまかせします)、別の意味でニュースになってしまっていたでしょう。

「そんなことがあってはならん、あべくんは欠席せよ」と決定がなされました。苦渋の決断です。

あべくんは開催の挨拶をする予定だったのですが、代打の任されたのがなんと私。

そうです、代打の連絡が来たのは授賞式の前日17時です。
昨年は登壇する側ではなかったので、ただ授賞式の開催を楽しみにしていた一般市民のようなものです。

そうです、プチパニックです。

17時です

やるしかありません。

急いであべくんから挨拶文の内容を受け取って一部をアレンジし、すべての仕事をキャンセルし、会議室に籠もって挨拶の練習をしたのでした。

昨年の授賞式に参加された皆様はお分かりになるかと思いますが、明らかに着慣れないスーツ、慣れない挨拶、御覧頂いている皆様をヒヤヒヤさせたことでしょう。

あ、私のパニック話はどうでもいいのでした。
ここから2018年の話です。

そんな去年の一件もあり、今年の授賞式で開催の挨拶をしているあべくんの姿を見た時は、ホッと胸をなでおろしたものです。

2年越しの思いを持って挨拶するあべくん

なでおろすとともに、やはりあの場が一番しっくりくるのは minne の生みの親であるあべくんだけだなあと、グッと心の中で親指を立てたのでした。

そして、来年も授賞式一週間前から「加熱したものだけを食べるんだよ!!」と声かけをし続けよう、そう誓ったのでした。

全員に特別賞

あべくんにまつわるエピソードはもう一つあって、今年の授賞式後の懇親会会場で、ノミネートされた作家さん全員に「特別賞」を配って歩いていたのです。

ちゃんとした写真がなくてすいません

審査委員長であるあべくんは「賞を決めることが本当に難しい、全員に賞をあげたい」と常日頃から言っていて、今年は本当に参加者全員に賞をあげるべく準備していたのです。

オフィスで準備している様子も記録していたので、貼っておきましょう。

100名近い作家さんがいらっしゃる授賞式です。
手書きで作家さんのお名前を書き、自筆の署名にコメントも添えて、賞状を半透明のトレーシングペーパーのようなもので包んで仕上げる、という工程を一人でやっていたのです。

いつ準備してたのでしょうか?
なんと授賞式の前日からです。

写真の撮影日時を確認してみましょう

というかこの写真の撮影時刻を見ると日付が変わっているので、授賞式当日です(結局3時すぎまでかかったらしい)。

そこまでの想いを持ってこの日を迎えようとしているあべくんに、私は心打たれたのでした。

心は打たれはしたのですが、そんな彼の様子を眺めながら私は静かにオフィスを後にし、しっかりと寝て授賞式に備えたのでした。

グレートワークだよ、あべくん。
誰目線なのか自分でも分かりませんが、あべくんには「グレートワークで賞」をあげようと思います。

お気づきになりましたか?2回目の太字です。

そろそろまとめます

という感じで、書き始めればキリがありません。

たくさんのメンバーの思いが詰まったハンドメイドアワード。その舞台裏がすこし垣間見えたのなら嬉しいです。

ここに名前をあげたメンバー以外にも、企画・運営をリードしてくれたあゆし、やぎちゃん、授賞式当日の様子を体感できる素晴らしいレポートを仕上げた編集チームのみんな、プレスリリースやメディア対応をしてくれたPRメンバーなどなどなどなどなど。挙げればキリがありません。

さらに、ゲスト審査員の皆様、賛同いただいた企業の皆様、特別ゲストで登壇いただいたりゅうちぇるさん、演出や会場の設営をしてくださった協力企業の皆様も本当にありがとうございました。

ハンドメイドアワードは授賞式で終わりではありません。
受賞された作家さんはこれから新しい活躍の場が広がっていきます。
そこをサポートしていくのも我々の役目です。これからの展開にも注目いただければと思います。

授賞式後の懇親会の会場に並んだ受賞作品

授賞式と懇親会を終えて、みんなで撮った集合写真でこの記事はおしまいにしましょう。

また来年もみんなで開催できますように。

2 Replies to “「minneハンドメイドアワード2018」の舞台裏”

  1. 胸がいっぱいになりました。
    全員に特別賞、作家さんにとって大きな励みになると思いました。
    そしてminneスタッフさんの正装が素敵です。
    私もまた気を引き締めて作品を作っていきます。
    素晴らしい記事ありがとうございました。
    FABBRICA

    1. FABBRICAさん、ご覧いただきありがとうございますー。
      そしてデザインスクランブルのtweetをお借りさせていただきました!(感謝)
      minneメンバーの正装、自分たちでもなかなか見ることがないのでたまには良いものですね、笑

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