【初心者も安心】Parallelsで、壊しても一瞬で元に戻せる開発環境(OSX Lion)をMac上に作る

ターミナルでコマンドを実行」するのって、結構勇気がいりますよね。

特に初心者の人ほど、

  • このコマンドを実行したら何が行われるのだろうか・・・
  • 取り返しの付かないことになってしまうのではないだろうか・・・

という不安を覚えると思います(僕がそうです)。

何度かの挫折を経て、不安を解消できる方法を見つけたので紹介します。

挫折あるある

プログラムの勉強に挫折したことある人はこんな経験ないでしょうか?

  1. よし、プログラムの勉強するぞ!環境つくるぞ!
  2. 見よう見まねでターミナルにコマンドを恐る恐る打ち込むが、エラーが出て途方にくれる
  3. 挫折
  4. 〜〜〜〜いくつかの季節が過ぎて〜〜〜〜〜
  5. よし!久しぶりに開発の勉強でもやってみよう
  6. 手元の環境が微妙に古い・・・記憶も曖昧
  7. えっ、MacportsよりHomebrewがナウいの?RVMよりrbenvがいけてるの?
  8. 古い状態から無理やり環境を構築しようとして、さらに深みにハマる
  9. (何度目かの)挫折

あるあるー(僕はこれを何度も繰り返しました)。

いざ、やろうと思っても、手元の環境は前回挫折したときのまま・・・。
クリーンな状態ならインストールできるはずが、過去の負の遺産達が邪魔してうまくいかない、なんてことはよくあります。

かといって、Mac自体をクリーンインストールしなおすのは、あまりにめんどくさい。

もっと気軽に試行錯誤できる環境を作るのがよさそうです。
そこで僕がたどり着いた方法は、


Parallels Desktop for Macで OSXのVMを作り、そこで試行錯誤する

というものです。
※VM・・・バーチャルマシンといって仮想的に構築されたコンピュータのこと

ParallelsMac で OSX の上に OSX?

Parallels Desktop 7 for Mac っていう、Mac上でWindowsなどの別のOSを同時に動かせるソフトウェアをご存知でしょうか?

Parallels Desktop for Mac について

Parallels Desktop for Mac は、Windows アプリケーションを Mac で実行するための最も信頼されている人気のソリューションであり、数々のテストでパフォーマンスが実証されています。

このParallels、最近のバージョンになってMac上でOSXを動かすことができるようになりました。

OSX on OSX です。ちょっと意味が分かり難いかと思うので、実際に画面を見てください。
こんな感じで Mac上で別のOSXが動かせるんです。


ウインドウ内に別の(独立した)OSXが動いてるのが分かるかと思います。

このように Parallels があれば、もう一台Macを買った状態を仮想的に作ることができます。
しかも、Parallels上で動いているVM用にOSXのライセンスを買い足す必要もありません。

Parallels のここが便利

Parallelsには、スナップショットという便利機能があり、現在のVMの状態を簡単に記録しておくことができます。

例えば、「新しいRubyをインストールしてみよう」と思ったら、インストール前にスナップショットをとります。


スナップショットは10秒くらいで終わるので気軽にできます。

スナップショットをとったら、Rubyをインストールしてみます。
もしここで間違ったコマンドを実行して、変な場所にRubyをインストールしてしまったとします。
これまでだと途方に暮れ、挫折するところです。

しかし、Parallelsなら「スナップショットに戻す」で、Rubyをインストールする前に一瞬で戻れます。


「仮想マシン」メニューから「スナップショットに戻す」。これだけインストール作業を行う前に戻ることができます。

ということは・・・いくら失敗しても大丈夫!ですね。
ボス戦前のセーブのような安心感です。

スナップショットってディスク容量食うんじゃないの??

僕のスナップショットはこんな状況です。

インストール直後にスナップショットをとっておき、何かターミナルでインストールする前にはスナップショットをとるようにしています。
スクリーンショットを見るとわかるように、スナップショットは分岐することができます。
複数のやり方を並行して試すことも簡単です。

ディスク容量はVM全体で40GBくらいです。
MacBookAir(ディスク容量256GB)を使ってますが、許容範囲内です。

何が嬉しいの?

初心者にとって「動かない」や「エラー」といった経験は、挫折につながりやすいです。

エラーが起きても、すぐに戻して別のやり方を試せるもんね」と思える環境があることが、とても心強いのです。

まとめ

何度も挫折して未だに開発初心者の僕ですが、Parallelsで試行錯誤できる環境を手に入れてからは、気軽にいろんなものを試せるようになりました。

VM上でまず試してみて、うまくいったら本体にも適用してみる、という使い方もできます。

Parallelsは有償(DL版は8,500円)ですが、トライアル版があるので気になる人は試してみたらどうでしょうか?

ということで、Parallels お勧めです。

Parallels Desktop 7 for Mac

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