ぼくは勉強ができない

読み終えた。
好き嫌いあるようだけど、僕は好きだった。

すべてに、丸をつけよ。とりあえずは、そこからはじめるのだ。

自然体という演技、優越感をいっぱいかかえているくせに。
変形の媚を身にまとっていたのは、まさに、僕ではなかったか。

とか、さらっと痛いところを突かれた感じ(誰だって演じてるところあるでしょう?)。

叙情は遅れてきた客観視の中に存在する

これはあとがきにあった言葉。
読みながらずっと懐かしさを感じたり、自分の過去と重ねたりしながら楽しめたのは、学生じゃなくなって随分経った今だからこそ。
最後のあとがきで、なぜこの作品が気持ちよく読めたのか、そこが腑に落ちて気持ちよかった。

欲を言えば、桃子さんのことをもっと描いて欲しかったなあ。
彼女は魅力的すぎる。

さ、次は何を読もうかな。

読書目標
現在の進捗は3/30冊(10%)。

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