dマガジンで女性誌17誌を片っ端から読んでみた

dマガジン使ってるとたくさん女性誌が出てくる。

男性からすると女性誌ってたくさんあるけどどれも似たように見えるじゃないですか。
どう違うのか分からなくても生きていけるんだけど、なんとなく気になって17誌ほど2日くらいで読んでみたら、結構内容が違ってて(そりゃそうだ)面白かった。

読んでみた結果、今まで同じものだと思っていた女性誌は

  • ファッション系
  • 美容系
  • ライフスタイル系

に分類できそうで、この3要素のページ構成比率をどう変えるかで雑誌の特徴が出てくるのかなって思った。

さらに、ファッション系については大きく2つに分類できて

  • 流行をキャッチアップして取り入れる「メインストリーム系」
  • 他人とは違うことに価値を置く「孤高の存在系」

に分類できそうだった。
ということで各雑誌を自分勝手に分類してみた。

1. GINGER

[amazonjs asin=”B01N6DWXQC” locale=”JP” title=”GINGER(ジンジャー) 2017年 03 月号 雑誌”]

GINGERの目次

分類:ファッション系 x メインストリーム系
現実的な価格帯でちょっと落ち着いた感じのコーディネート提案。お財布事情の記事もあり、キャッキャしてる感じは少なめ。
読者層は20代後半から30前半くらいかな。

2.MAQUIA

[amazonjs asin=”B01MR4NK2C” locale=”JP” title=”MAQUIA(マキア)2017年3月号”]

MAQUIAの目次

分類:美容系

美容! 健康! 結果としてのモテ! で構成されていた。
ファッション要素は少ない。
化粧品、メイク、髪型、くびれ、ヨガ、腹筋、そして男性が好きな女性像アンケート。
美容系の雑誌は男性から一番縁遠い存在だなあ。

3.VOCE

[amazonjs asin=”B01MQT4OFQ” locale=”JP” title=”VOCE 2017年3月号【雑誌】”]

VOCEの目次

分類:美容系

↑のMAQUIAと構成が似ていて、美容系特化型だった。
MAQUIAのほうがちょっと大人っぽい感じで、VOCEはガーリーな印象を受けた。

4.美的

[amazonjs asin=”B01N31A6K7″ locale=”JP” title=”美的(BITEKI) 2017年 03 月号 雑誌”]

美的の目次

分類:美容系

MAQUIA、VOCEと同じジャンルでほぼ美容系。
美容系の雑誌を立て続けに三冊くらい読んだ時点で、女性誌ってライフスタイル系、ファッション系、美容系みたいな分類あるのかなって思ったのだった。

5.Ray

[amazonjs asin=”B01MUCC1DR” locale=”JP” title=”Ray(レイ) 2017年 03 月号 雑誌”]

Rayの目次

※dマガジンには目次のページがなかった

分類:ファッション系 x メインストリーム系

王道ファッション誌ぽい。実年齢よりもちょっと背伸びしてる女性が読む感じ?
10代から20代前半くらいが読んでそう。パステル調でふわふわしてた。

6.ViVi

[amazonjs asin=”B01N4B0CVQ” locale=”JP” title=”ViVi 2017年​3月号【雑誌】”]

ViViの目次

分類:ファッション系 x メインストリーム系

Rayと似た感じのファッション系の雑誌。
トレンドをちゃんとキャッチするぞ!って気持ちが溢れていた。

7.JJ

[amazonjs asin=”B01MSW6MKI” locale=”JP” title=”JJ(ジェイジェイ) 2017年 03 月号 雑誌”]

JJの目次

分類:ファッション系 x メインストリーム系

ViViやRayよりも年齢層高めなのかな。社会人3年目くらい。
おしゃれ、恋愛、仕事、美容のバランスを良く配置。

ファッションについては、コートに袖通さないコーディネート提案が多い。風が強い日はコートが飛んでいきそうなので袖を通してほしい。
仕事っぽさが出てくるし、恋愛とそういう男女の話とかもでてくる。
オシャレだけじゃなくて賢く生きていくための情報もあって生きることを考え始める年代が読者層なのかな。

8.SPUR

[amazonjs asin=”B01N9OQESQ” locale=”JP” title=”SPUR (シュプール) 2017年 03月号 雑誌”]

SPURの目次

分類:ファッション系 x 孤高の存在系

目次に「春、私はミューズになりたい」って書いてあって「????」ってなった。
ミューズって詩人?神様?何になりたいんだ?!

前髪が一直線のモデルさんとか、日本人でないモデルさんが多い。
読者は一癖あるファッションを好んでそう。
海外好きな人が多そう。広告も海外ブランドが多い。

ちなみにシュプールと読むのを知らずに、「スパァー」って読んでた。
同僚に言ったら「それじゃSPAと区別がつかない」って言われて納得した。

9.with

[amazonjs asin=”B01N0NWFDD” locale=”JP” title=”with 2017年3月号【雑誌】”]

withの目次

分類:ファッション系 x メインストリーム系

JJよりももうちょい少し上の年代かな。

ユニクロとかでてくるようになった。ベーシック路線へ向かいつつも、まだ個性は残したいって感じ?
コスパは重要だよね。コーディネート提案のボリュームが多い。

  • 大人カジュアル
  • 華ありフェミニン
  • キレイ目ベーシック

みたいな2つのワードの組み合わせの言葉が目につく。
アイデアは組み合わせだなあ。

他の雑誌でもピンク色を推してたけど、春が近づくとそういうものなのか流行色なのか。
スーツの着こなしとかあるから社会人向けなのは間違いなかろう。
インスタ映えするチョコレートとかあって、承認欲求の満たされ方指南があっておもしろかった。

10.Mart

[amazonjs asin=”B01N4B06DD” locale=”JP” title=”Mart(マート) 2017年 03 月号 雑誌”]

Martの目次

分類: ライフスタイル系

ママ向け雑誌、日々の生活に追われながらも上質な生活をエッセンスとして取り入れたい人が読んでいそう。

これまで読んだ女性誌で、はじめてコストコ特集が出てきた。
プチギフト、プチリフォーム、お得な生活とおしゃれな生活をうまくミックスさせて落とし所をつけようと提案してる感じかな。
この読者層は北欧ってワードに敏感そう。
壁紙のDIY記事とか読んでて面白かった。

食べものとかレジャー情報とかそういうのも多い。
都心以外のエリア情報もでてくる。船橋とか横浜とか。
ここに特化すると東京ウォーカーになるのかな。

11.Oggi

[amazonjs asin=”B01N4B0BJ9″ locale=”JP” title=”Oggi(オッジ) 2017年 03 月号 雑誌”]

Oggiの目次

分類:ファッション系 x メインストリーム系

カジュアルな恋愛ネタとかほとんどなく、資格取得や自己投資の話が出て来る。
withよりも意識高めな感じ。自立した女性の暮らしを提案する感じかな。

12.CLASSY

[amazonjs asin=”B01MTXPYLV” locale=”JP” title=”CLASSY.(クラッシィ) 2017年 03 月号 雑誌”]

CLASSYの目次

分類:ファッション系 x メインストリーム系

oggi withよりも年齢層、所得も一段上な感じがする。
紹介しているものも少し高め。そろそろ管理職が見えてきた年代が読んでそうかな。

13.GISELe

[amazonjs asin=”B01MXVABHR” locale=”JP” title=”GISELe(ジゼル) 2017年 03 月号”]

GISELeの目次

分類:ファッション系 x 孤高の存在系

自分の身をメインストリームには置きたくない個性派な人が読みそう。モデルさんは外国人がほとんど。
SPUR読む人と近そうだけど、それよりはシックな感じがする。ちょっと男性っぽさもある女性が好きそうな雑誌。
spurはもっとフェミニンな感じ。

14.MORE

[amazonjs asin=”B01MRZR3JR” locale=”JP” title=”MORE(モア) 2017年 03 月号”]

MOREの目次

分類:ファッション系 x メインストリーム系

なんとなく表紙から仕事服とかメインなのかなぁと思ってたけど、公私で言えば私寄りの内容だった。
カジュアルなファッション情報6割で、美容系3割、雑多のもので1割。
憧れのブランドバッグも特集しつつ、お手頃価格のバッグも紹介してた。理想も見せつつ、現実路線もきっちり抑えてる感じ。

15.25ans

[amazonjs asin=”B01MR4LBIN” locale=”JP” title=”25ans (ヴァンサンカン) 2017年 03月号”]

25ansの目次

分類:ファッション系 x メインストリーム系

MOREと比べてよりブランド志向が強い印象。
パーティー感ある。読者は銀座とかにいそう(雑)。

16.VOGUE JAPAN

[amazonjs asin=”B01MRUIS0M” locale=”JP” title=”VOGUE JAPAN(ヴォーグジャパン) 2017年 03 月号”]

VOGUE JAPAN の目次

分類:ファッション系 x 孤高の存在系

1ページ1写真っていうレイアウト多め?
自信の表れという印象を受けた。
ラグジュアリーな夜会に行ってそうだし、六本木とか銀座とかそういうとこ好きそう。

17.ELLE JAPON

[amazonjs asin=”B01NCOPPGE” locale=”JP” title=”ELLE JAPON (エル・ジャポン) 2017年 03月号”]

ELLE JAPONの目次

分類:ファッション系 x 孤高の存在系

VOGUEと同じようなハイブランドなファッション雑誌なのかって思ってたけど、他にも美術館特集があったりしてラグジュアリー+インテリジェンスな感じ。

まとめ

今回読んでみた17誌を自分なりに分類してみると

  • ファッション系・・・13誌
    • メインストリーム系・・・9誌 (GINGER,Ray,ViVi,JJ,with,Oggi,ClASSY,MORE,25ans)
    • 孤高の存在系・・・4誌 (SPUR,GISELe,VOGUE,ELLE)
  • 美容系・・・3誌 (MAQUIA,美的,VOCE)
  • ライフスタイル系・・・1誌 (MART)

となった。ファッション誌の分類の仕方はメインストリームの中でもさらに分類できそうだな。
一気読みすると、トレンドも把握できたりしてたまにやるには良いかもなって思った。
とりあえずピンクがキテるみたいです!!

こんなんdマガジン契約してなかったら、絶対やらないよね。
異文化に触れれておすすめです。

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