引っ越しと福岡出張と胃カメラ

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オフィス引越し(正確にはフロア移転)
ついに1フロア全部ペパボに。
壁向いて仕事しているペパボ時代を知ってる(そのときは部外者だった)だけにセルリアン1フロアは感慨深い。

3/3,3/4

福岡オフィスのメンバーと面談するために今月も福岡へ。
気温が15度あって過ごしやすかった

面談以外の時間は開発メンバーの横で仕事していた。
メディア露出の予定にあわせてインフラ周りをどう準備しましょうかねー、といった調整も隣の席にいたのでサクッと決まり便利。
基盤チームのメンバーも一緒に出張していたので、今一緒に進めている案件についてえいやっと決めたりした。

福岡食事メモ

asset

翌日は健康診断の再検査で胃カメラ飲まないといけないので、早めに夕飯食べて帰路についた。

3/5

んで、翌日。
朝の9時に病院へ行き胃カメラを初めて飲んだ。

「アレはきつい」

「あれは地獄」

「喉が傷ついた」

「口から入れても鼻からいれても地獄」

と周りから言われて完全ビビっていたけど、若干おえーってなったくらいで無事終了。

結果は特に異常なしだったので、ほっとした。
バリウム検査はやめて、次回からは胃カメラでやってもらおうかと思う。

毎日マネトーークを実践中

毎日30分のマネトーーク実践のススメ というグレートエントリーに影響をうけ、自分の部署でも毎日マネトークをやるようにしている。

「問題の芽が小さいうちに早めに対処する」というのは当たり前のことかもしれないけど、大小様々な問題が同時に発生、進行するので一人では後回しになってしまいがち。
加えてうちの部署は東京と福岡の2拠点でサービスを運営しているので、各拠点で起きている問題はなかなか見えづらいという課題もある。

そういう現状の中ではマネージャー間の連携プレーが重要だと思うので、とても貴重な時間。
いまのところ18:00から30分がマネトーークタイム。

まあ、たいてい時間オーバーしているんだけど、最初はそういうものかもしれない。

福岡出張だった

課題の棚卸し、ワークショップ、面談の3本立てだった。

事業部のマネージャー全員集まって、溜まった課題の棚卸ししまくった。
溜めないように毎日やろうということで来週からtryする。

福岡に顧問を招いて3時間弱のワークショップ。
考え方のフレームワークや合意形成のやり方などを伝授してくださるのが非常にありがたい。

チームメンバーと個人面談。
帰りの飛行機の時間が迫ってしまいショートバージョンになってしまったのが反省点。
次回は予定に余裕をもたせて臨みます。

お昼は紀文に連れてってもらいウニマグロ丼。
2日目は稚加栄の蕎麦御膳。明太子がチューブで出てきて無限明太子だった。

夜は「タコスがおいしい焼鳥屋で、もつ鍋もあります」という黒田へ。

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タコスも

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焼き鳥も

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もつ鍋も(写真なし)美味しくて最高だった。
社内のslackには黒田チャンネルが存在するらしい。

エンジニアの@monochromeganeが当日誕生日で、みんなからお祝いされてて大変めでたかった。

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めでたい。

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めでたい。

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おめでとうございました!

【メモ】ブレストするときに活用したいあんちょこ2

【メモ】ブレストするときに活用したいあんちょこ というエントリの続き。

「◯◯におけるユーザー体験を改善したい」というときに、深津さんに教えていただいたやり方。

  • みんなで ◯◯におけるエピソードの共有、ホワイトボードに書き出す
  • 一人でA4用紙にマインドマップ書く(5分)
  • 一人で「自分たちのプロダクトで◯◯がこうなったらいいのに」を書き出す(5分)
    • 5分で8案が目標
  • 先ほどの案からイチオシ案を選び、A4用紙にご提案資料として書く(5分)
  • 壁にご提案資料を貼りだして、一人10秒くらいでプレゼンする
  • ドットシールで投票(赤を一人3枚、青を一人1枚)

エピソードの共有で自分の中にはない考えをインプットし、マインドマップで頭の中を整理、という準備があることでアウトプットがスムーズにできるのかもしれない。とても良いやり方だったのでメモ。

ペパボテックブログに記事書いた

先日社内で撮影講座を開いたら、別の飲み会で「公開すべき」と言ってもらったので、テックブログに書かせてもらった。

撮影係をスケールアウトする – ペパボテックブログ

撮影講座を何度も開いてきたけど、マニュアルで教えるのが一番理解度高いというところに落ち着いている。

写真に限らず、詳しい人に何かを教わると「この設定やこのプラグインが便利だから使うと良いよ」と色々入れてもらうんだけど、いざ一人になると使いこなせないという状態に似てるなーと思った。アレってショートカットすることによってコントール不能な状態になることなんだろうなあ。

ちなみに、middleman はじめて使ったけど便利だったなー。
markdownで記事かけて、記事を更新したらページを自動でブラウザをリロードしてくれるから、調整がすごく楽だった。

Ruby biz 2015 で特別賞をいただいた

Ruby biz 特別賞をいただきました。

pplogさん(@pplog)が投稿した写真 –

Rubyを使った優れたプロダクトや企業を表彰する Ruby biz に参加するために、朝から帝国ホテルへ。

帝国ホテル。

帝国ホテルといえば、ラーメンズの「帝王閣ホテル」だろうと動画を見てたら、乗り換えに失敗し集合時間に若干遅れてしまった/(^o^)\

Ruby bizではminneが特別賞をいただいた。

Ruby発祥の島根県主催のイベントなので島根県知事や、Rubyの生みの親のまつもとさんがいらっしゃっていた。
懇親会にも参加されていたので少しお話させてもらったりした。

まつもとさんが「Rubyは柴田さん(ペパボのチーフエンジニア)がいないと回らないんですよ」と言われたので、「ペパボも柴田さん(弊社チーフエンジニア)がいないと回らないんですよ」と、柴田さんを褒め称える会になった。

来年もやるぞと知事が言われてたので、次は大賞取りに行きたい。

Ruby bizグランプリ実行委員会主催 新たなビジネス価値を世界へ発信するITビジネスグランプリ Ruby biz Grand prix 2015を開催! – 産経ニュース

「チームの壁 is 良い」という話

このエントリーは Product Owner Advent Calendar 2015 – Qiita の 12月15日分です。
昨日は @getsukikyu による「週刊新カゴ通信号外 〜10年続くサービスのコアを丸っと作りなおすプロジェクトチームの1日〜」でした。

私とチームについて

私: @hogemoge です。

ハンドメイドマーケット minne(ミンネ)」で、アプリ開発チームのマネージャーをやっています。

app
AndroidアプリiOSアプリを開発しています。

minneのアプリ開発チームは、

  • iOS開発 4名
  • Android開発 3名
  • API開発 1名
  • デザイナー 2名
  • ディレクター 1名
  • マネージャー 1名(私)

という12名体制でして、2週間スプリントのスクラム開発をしています。

スプリントの状況を確認するカンバンとしてホワイトボードを3枚利用していますが、このエントリーではチームのコミュニケーションを促進するツールとして「壁(物理的な方)」を紹介します。

壁です

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これがアプリ開発チームの壁の様子です。
会議室を仕切るパーティションをチームの壁として使っています。

壁には、プロダクトのビジョンやペルソナ、バーンダウンチャートやプロジェクトの関連書類などが貼ってあります。
さらに開発メンバーがイベントで登壇した時の写真や、ワークショップでつくったクリスマスリースまで貼ってあるものは様々です。

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▲クリスマスリースの様子です

貼る場所が足りなくなったので壁の裏側も使い、カスタマージャーニーマップ、サービスブループリント(でかい)といったものを貼っています。

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▲サービスブループリントはA3サイズ36枚を貼りあわせた超大作です

ペルソナやカスタマージャーニーマップなどを作った方は多いと思いますが、作ったあとは社内の共有フォルダ等に保存したまま、といった方も多いのではないでしょうか?
作って以来見たことがない…といったことになりがちです。

壁の有効性については、書籍「ユーザーストーリーマッピング」にも書いてあります。

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壁に大きく見える情報があることによって、その部屋にいかに効果的な空気が発散されるかを指摘している。
(中略)
そこに集積された情報を指さし、新しい情報を加えることができる。
(中略)
「壁を情報ラジエターと呼ぶなら、ツールは情報冷凍庫だ」という人たちもいる。

〜ユーザーストーリーマッピング 8章 より引用〜

とあるように、進行中の案件やプロダクトの基盤となるドキュメントは、常に関係者の目にとまる場所に貼っておくことで、共有フォルダに置いておくよりもはるかに出番が増えます(ツールの情報冷凍庫は言い過ぎな感じもしますけど)。

壁はコミュニケーションを促進する

比較的大きめな機能開発をしている時にもチームの壁はよい仕事をしてくれました。

  • 開発中の画面イメージや画面遷移図
  • 仕様把握のためにエンジニアが作ったマインドマップ
  • 用語集

などを貼りだしておくことにより、壁は開発チームのコミュニケーションを促進します。

例えば口頭で「◯◯画面の☓☓機能の■■ボタンの文言を、現状のAからBに変更してはどうか?」といったやりとりが行われるのをイメージしてください。
かなりの割合で認識のズレが発生するでしょう。

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壁に貼り出された画面イメージのボタンを指さしながら話すことで「ここの文言なんですけど」と、主語(◯◯画面の☓☓機能の■■ボタン)を省略することができます。

この「主語を省略できる」というのが非常に効果的で、伝えるコストも理解するコストが低くなり、やりとりがスムーズになりました。

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スプリントごとに振り返り(KPT)をやっているのですが、メンバーからも壁いいねという声が出たので、壁の有効性を感じているのは私だけではないようです。

ちなみに「比較的大きめな機能開発」と書いたのは、昨日(12/14)にリリースされた以下の内容です。
(壁の写真にも「ヤマト連携」と書いてありますね)

準備期間を含めると2ヶ月弱のプロジェクトでしたが、リスケもなく無事リリースに漕ぎ着けることができたのは、頼もしいメンバーとチームの壁のおかげかなーと感じています。

まとめ

チームの壁があると

  • コミュニケーションが促進される
    • 指差すものがあれば、主語を省略できる
  • ペルソナやカスタマージャーニーマップなどのチームの基盤を作るドキュメントの出番が増える

ただし、貼りだす書類が更新されなければ意味がなくなってしまうので、壁のお手入れはPOやPMな人たちがやると良いかと思います。

ということで、チーム開発における「壁」の有効性を紹介しました。

「壁にはロッカーがずらりと並んでいる」というオフィスも多いと思いますが、もしチームの近くに壁があればぜひ有効活用してみてください。

一緒に働きましょうよ〜

minneではサービスの成長を支える仲間を各職種で募集中です。
ぜひ一緒に壁の手入れを!お気軽にご連絡ください。

採用情報 | GMOペパボ株式会社

minneがGoogle Playストア「2015年ベストアプリ」に選出された

仕事していたら周囲がざわざわしはじめて、同僚が席まで来て「ベストアプリに載ってます!」と教えてくれた。

Google Japan Blog: Google Play「ベスト オブ 2015」を発表しました

アプリ部門
今年最も注目されたアプリを50点選出。「minne - 国内最大級のハンドメイドマーケットアプリ」「家族アルバム みてね」「はらぺこあおむし」など

嬉しいニュース!メンバーの皆さんおめでとうございます。

ペパボでは良いニュースがあると、くすだまを割ってみんなで祝うという文化があるので手配した。

ちなみに、くすだまはワークフローのシステムから申請すると、経営企画チームがすぐに用意してくれる(ありがたや)。

▽申請の様子です。
Screen Shot 2015-12-05 at 07.02.02

社長も、UI/UX顧問の深津さんも喜びのツイート。嬉しい。

「よし祝杯だ!」といきたいところだけど、次のバージョンの申請準備が佳境を迎えているので、アプリ開発チームのメンバーは遅くまで仕事しているのであった・・・。

これがおちついたら祝杯だ!

【メモ】ブレストするときに活用したいあんちょこ

ブレストのような課題を解決するための施策を考える時、深津さんに教えてもらったやり方が良かったので次回に向けてメモしておく。

用意するもの

やり方

  1. この問題を解決するにあたり、自分の中で大切にしたいコンセプトを付箋に3つ書く(2分)
  2. 壁に貼りだして、発表(一人1分 x 人数)し、グルーピングする
  3. ◯◯するときの体験談を口頭で発表(1人30秒 x 人数)
  4. A4用紙を8つ(4×2)に折り、解決するための案を8つ書き出す(5分)
  5. 壁に貼りだして、自分の案を発表(一人1分 x 人数)
  6. もう一回A4用紙に8案出す(前回と重複しても、他の人の案と組み合わせてもOK)(5分)
  7. どうしても自分がやりたいものを3つ付箋に書き出す(3分)
  8. 付箋を貼りだして発表(一人1分 x 人数)
  9. 効果の大小 / 工数のライトとヘビーでマッピングする(5分)
    • 比較して相対的にマッピングすると良さそう
  10. やりたいと思う付箋にシールを貼る。一人3票。(1分)
  11. それを見た上でプロダクトマネージャーが優先順位を決定(5分)

参加メンバーが5人なら、1時間あれば最後のステップまで来るはず。

あとは優先度が高いものから 行動誘発シート(B=MAT)を作る。
そこで、必要な要素が揃っているか、足りない要素は何かが分かる。

ブレストって言いっぱなしになってしまいがちだけど、そうならない仕組みなのが良かった。

前提:

その課題を解決することによる効果は見込まれているのか。当たり前だけど、効果薄いところの改善策を考えてもしょうがない。

リモートでも同じような流れで実施できた

先日、福岡の人たちとブレストする機会があったのだけど、そこでも同じような流れで進めることができた。

  • google docsのスプレッドシートにどんどん案を出していく。一行に一案
  • 書いた人が概要を発表(一つの案で話が長くならないように注意)
    • 説明不要ならスキップ
  • それぞれの案に投票するセルを作る
  • ポイントが高い案をマッピングする
    • 共有ホワイトボードを使ってマッピングしていくと良かった
  • 担当者、期限を設定したらあとは実行。

自分用のメモなので、気になる人は説明しにいきますので声かけてください(社内の人に向けて)

なぜ「方向性が見えない」みたいな声がチームからあがってくるのか

プロダクトマネージャー(以下PM)、プロダクトオーナー(以下PO)といった役割の人なら、過去に言われたことがある言葉だと思う。

なんでそうなってしまうのかを考えると

  • 本当に今後のビジョンがない、考えてない
  • 具体的なタスクにPOやPMが関与し過ぎている

の2つが挙げられると思う。

前者は「頑張って考えろよ」って話なんだけど、考える時間を確保できてないという背景がありそう。
考える時間を確保するためには、後者のコントロールが必要。

ノータッチで良いプロダクトが生まれるとは思ってないので、短期と長期の視点を持ってどこまで関与するかの線引きが大事。

チーム全員でユーザー価値の向上に取り組むための開発プロセス設計 – クックパッド開発者ブログ

を読んで、slack(弊社には#product_ownersというチャンネルがあります)で話してたら、上記の話が出てきたのでブログに書いた。
クックパッドのブログはいつも勉強になります。:bow: