[カリグラフィ]ペパボ10周年パーティのウェルカムボードを作った

ペパボ文化祭~みる・きく・あそぶ3日間~ » 株式会社paperboy&co. 10周年記念イベント

弊社ペパボはおかげさまで10周年を迎えまして、10周年記念イベントを開催中であります。

初日は関係者の皆様をお招きしてオープニングパーティをやったんですが、そこに飾るウェルカムボードを制作したのでブログにまとめよう。

制作過程1.

  • まずウェルカムボードに書く内容を考える
  • 書体を選び、レイアウトをする

書体は個人的に好きなゴシック体にすることにした。
道具はパラレルペンの 1.5mm / 2.4mm / 3.8mm の三本。(パラレルペンについてはこちら)

黒インクで書くと重々しい雰囲気になってしまうので、ターコイズブルーのきれいな発色のインクにした。

制作過程2.

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ガイドラインを引く道具は、フリクション(消せるボールペン)がよかった。
フリクションは温度に反応して消えるから、ドライヤーなどで温めれば消える。
書いた文字が滲む心配がないし、消しゴムみたいにこすらなくていいから紙が汚れない。

(といいつつ、乾いてない文字の上に別の紙を滑らせて、インクが伸びてしまい没となった)

制作過程3.

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ペパボの各サービスをゴシック体で書く。
ここはパラレルペンの1.5mm を使った。先に小文字を全部書いてから、大文字を書いていった。

制作過程4.

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ペパボは「ペパボブルー」というコーポレートカラーがあるので、それに似た用紙を探してきて下に敷いた。
マーメイドという用紙の「セルリアン」という色。

これを大衣(だいころ、と読むそうだ)サイズの額に入れてウェルカムボード完成〜。

お披露目.

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当日は、フラワーアレンジメントが趣味のスタッフに綺麗に飾りつけてもらいました。
それっぽい感じが大幅にアップして大変満足。

ゲストの方にも好評だったので良かった。

余談

「カリグラフィーでウェルカムボード作ってよー」と10周年運営メンバーから言われ、軽いノリで返事したんだけど、なかなか大変だった。

そもそもA3みたいな大きなサイズに書いたことなかったし、作品制作もはじめてで。

土日で制作したんだけど、土曜は結局失敗しまくって一文字も進まなかった。
日曜は朝の9時頃から書き始めて終わったのが18時過ぎ。普段凝らない肩がバキバキになった。

しかし追い込まれるといろいろ発見や学びがありますね

  • 一文字書くにしても一筆書きではないので、どの書き順で書くのかを何度も別に紙でシミュレーションした。
  • パラレルペンのインクが不透明ではないので、筆跡がきっちり出てしまうので、重ね塗りができず一発で書かないといけなかった。
  • インクが重なる部分はインクが乾く前にやらないと綺麗に仕上がらないので、時間との戦いでもあった。特にでかい大文字を書くときが大変。
  • インクと紙の相性があまり良くなくてインクが出過ぎて滲んだので、一文字書くたびにティッシュを細くしたもので余分なインクを吸いとらないといけなかった。

などなど。

失敗するたびに「きぃーー!コマンド + Zができたら!!」と何度も思ったけど、なんだかんだで無事完成したのでよかった。

カリグラフィー部 #001 を開催

先日、社内でカリグラフィー部を発足し、定時後に集まって部活動を開催したので、やったことをメモっておく。

calligraphy club
▲黙々と書く様子

パラレルペンを使って練習した

道具もってないし、初めてです、っていう人がほとんど。
最初はインクのことを考えなくてよいパラレルペンを貸して、とりあえず書いてもらった。
できるだけ敷居を下げて楽しんでもらうことを意識した。

という僕自信もカリグラフィー歴2ヶ月未満なんだが。

傾斜台を持参した

カッパープレートの練習をするために、自作した傾斜台を持参した。
がそれなりに嵩張るし重いので何かで代用できないかな。
あと、インクを使うので、汚れ防止のため、新聞紙は用意しといたほうが便利。

傾斜台の代替品として、「画板」がよさそうだなあ。
軽いし、画板の下に厚い本を敷いて角度をつければ十分そう。

うまい人の動画を観た

カリグラフィーの動画を皆で観た。
うまい人の動画を見ると、みんなのテンションがあがってよい。
観たあと、各自黙々と書きだすのが面白かった。

文字書く人たち from Japan Letter Arts Forum on Vimeo.

参加者と次回開催に向けて

参加者は4、5人。
気になって覗きに来る人は多数いたので、積極的に勧誘していきたいと思う。

勧誘のため「カリグラフィー気になるー」って人向けにNAVERまとめしてみた。
予算2千円弱で始められる、お手軽カリグラフィグッズ – NAVER まとめ

話題の創刊号390円を買うのもいいが、最初はパラレルペンをオススメしたい。

[ペパボ]社内LTイベントで喋った

新卒の@kurotakyが企画した社内LTに参加した。
何しゃべってもいいよ、っていうことだったので、皆思い思いのテーマで喋ってて新鮮だった。

  • ボクシングの話
  • 神社仏閣の話
  • うつわの話
  • インテリアの話
  • ウィスキーの話
  • LSIの話

といった感じの、趣味全開なテーマだったので、スピーカーは饒舌になるし聞いてて楽しい。
PathFinderというFinderを強化したシェアウェアを愛用しているので、それを紹介した。

Path Finder 6 by Cocoatech

“[ペパボ]社内LTイベントで喋った” の続きを読む

[ペパボ]デザイナ勉強会メモ(講師:@mikihirocks)

  • 久しぶりにペパボ社内デザイナ勉強会が開催されたので参加してきた。
  • 主催は@demiflare168
  • 講師はジェネシックスの@mikihirocks をお招きして行われた
  • タイトル:「ゴールからはじめよう」
  • キーワード: UX、リンスタ用語(MVP、価値・成長仮説、コホート分析)、リフレーミング、GDD、ペルソナ などなど

  • ISOでは「人の知覚と反応」、UX白書では「経験」と定義されてるUX

  • 「UX向上させていきましょう」っていうけど、じゃあどういうことよ?
  • ジェネシックスでは、UXを「ユーザーのゴール体験」と定義している
  • ギャズム超えに対する疑念
    • アーリーアダプターの課題を解決してキャズムは超えられるのか
  • 本質的な解決
    • そもそもを考える、枠組みを変える
    • デザインしない、開発しないで解決することもあるよね
  • ACD > HCD > GDD
    • HCDとGDDはユーザーへの共感がベース。GDDではゴールを明確にする
    • ペルソナだけでは妄想が膨らむ。ゴールも一緒に考える
    • ペルソナをチームの◎◎さんにしてしまうと振り回されるしボトルネックになる
    • ペルソナは架空の人物がよい
  • ゴールは3種類
    • セルフゴール > ユーザーはどうありたいのか?
    • ファンクショナルゴール > 何ができたら課題解決?(具体的)
    • エモーショナルゴール > どう感じたら課題解決?(感覚的)

UXデザイン定義ステートメント

  • ◎◎がな人のための → ターゲット像、課題
  • △△ができる → 競合に対する優位性
  • □□ツール → 分野・製品

ジェネシックスでは上のような短くてわかりやすいステートメントを決めてプロジェクトメンバー内で共有しているのだそう。
インセプションデッキのエレベータピッチのようなものだと感じた。

「ステートメントがあればブレない」と力強く言われていた。

デザインの検証

  • 新機能を作ってもユーザーの行動が変わらなければ意味ないじゃん
    • ゴールすると行動が変わる
    • 行動が変わるとパターンが変わる
    • ゴール後に動く指標は何か?そこを計測する
  • ゴールしたことがわかる指標を決めることが大事
  • 指標は解析可能であること

(ワークショップ)Instagram で考えてみる

  • セルフゴール > ちょいドヤを味わえる
    • ちょいドヤ・・・文字(ツイート)だと自慢っぽく聞こえちゃうことも、写真だと嫌味っぽくなく、おしゃれ感が出せるよね、んでlikeとかコメントがついたらちょっと優越感に浸れるよね。っていう状態のことを自分たちのチームでは「ちょいドヤ」という名前をつけた
  • 何を測ればセルフゴールが達成できているか?(指標は何か) > 写真を再び投稿するまでの時間
    • 投稿 > like・コメントでちょいドヤ体験 > 気持ちいい > また投稿してちょいドヤ体験したい
    • ちょいドヤはドラッグと同じ・・・(また味わいたい)

こう書くとインスタグラムを使ってるユーザーがすごく嫌な人に見えてくるよね….(インスタグラム大好きです)。

優先順位の付け方

面白いなあ、と感じたのはジェネシックスでは、デザイナ、プロデューサ、エンジニアがそれぞれの視点からあがったアイデア・タスクの優先順位を決めるようにしているということ。

  • デザイナはUX的観点から
  • プロデューサは収益性
  • エンジニアは技術的実現性から

それぞれの領分から意見がでることで、納得感・透明性の高い結論になりそうだなーと感じた。

そのあと、会社近くの庄屋であれこれ話して大変楽しかった。

講師の藤井さん、主催してくれたデミさん、ありがとうございました!

追記

スライドが公開されていたので貼っておく。

[ペパボ]オフィスが広いとこうなる

ちょっと前にオフィスの拡張工事がありまして、オフィスの端から端まで約43mになったんですよ。
さっき数えたんだけど、端から端まで150歩かかりました。

オフィスが広くなると、

オペラグラスが必要になります。

貴族か。

出演:副社長秘書のチョロちゃん

キャメランチ(camera lunch)with おいちゃん、さおぴ


最近EOS kissのX5を購入したおいちゃんさおぴにカメラの使い方を教えるキャメランチを開催。

ふたりとも理解するのが早く、一時間でISO、露出補正、フォーカスロック、ホワイトバランス、シャッタースピードと絞りの関係、などひと通りのことを教えられた。
いろいろ聞いてみるとISOオート、ホワイトバランスオート、フォーカスエリアもカメラ任せ、で使ってて、そのせいでカメラに振り回されてる感じだった。

おいちゃんは、さおぴが持ってた50mm/F1.8 に興味津々だった(あの様子ならすぐ買うだろう)。


久しぶりのハイスコアキッチンで、何を食べるか迷う二人。


半熟卵が乗ったパスタ。おいしかった。

[ペパボ]刺身さんの誕生日ランチ

今日は30days Albumのプログラマ、刺身さんの誕生日祝いランチへ。
奇遇にも30days Albumの写真アップロード枚数が通算1億枚を突破した日です。


セルリアンタワーの裏にあるペルー料理屋さん。
ペルー料理 ミラフローレス 渋谷店 Miraflores shibuya – 渋谷/中南米料理 食べログ


男気あふれるペパボのエンジニア達と、刺身さんの誕生日を祝いましたよ。


チキンのグリル、サラダ、スープ、コーヒーが付いて800円という良心的な価格。
「アミーゴー!」って5秒に2回くらい言う店員さんが居て楽しいお店でした。
食べ終わって店を出たらハイタッチを強要されるくらい楽しいお店です。
料理もだけど、食後のコーヒーもおいしかったなー。

コーヒーといえば、ランチのときひろやんが言ってたけど、ネルドリップがよいらしい。
手入れがちょっと面倒そうなんだけど、一度は試してみたいなあ。

[ペパボ]短期インターンのみんなの発表が素晴らしかった

ペパボ二期生の短期インターン第二弾。
第一弾の課題は「カラメルの商品紹介ページ制作」でしたが、今回は「グーペユーザビリティ向上プロジェクト」ということで、申し込みフローの改善案を三日かけて考えてもらいました。

最終日の発表が素晴らしかった

この2枚の写真からも伝わってくると思いますが、非常に内容の濃い発表でした。
実際に使ってみてフローをまとめ、競合サービスを調査し、問題点を洗い出し、改善案に落としこむ。
そしてペーパープロトタイプを作って改善案を説明。

改善案はどれも的確で、「おっしゃる通り・・・」としか言えなかった。
作り手って近すぎて見えなくなってる部分がたくさんありますからね。

素晴らしい発表でした。
三日間お疲れ様でした!

おまけ

facebookに他の写真もアップしてあります。
短期インターン第二弾 – facebook